満開の桜が見守る中で、長男の進級式がありました。

あちこちで、桜が満開になりました。
しばらく雨が続いたせいか、中にはすでに葉桜になっている所もあります。
イマイチ天気がすぐれず、外は曇り空でポツポツと雨も降っていましたが、そんな中で、長男の保育園では進級式・入園式が行われました。

去年の今頃は、長男が入園式で次男はまだお腹の中でした。
お腹が大きかったため、スーツが入らなかったので適当なワンピースで行きましたが、今年は少し気合を入れてスーツを新調しました。
とはいっても、ブラウスのタグに「トップバリュー」と着いているのをみると少し笑っちゃうんですが(笑)

(去年は大泣きでずっと父にしがみついていたのに、たくましくなったもんだ)としみじみ思いながら、1番先頭の椅子に座っている長男を見つめていました。
次男は父の腕の中でスヤスヤと眠っています。

式が始まると入園してきた赤ちゃん組の子たちが、不安で一斉に泣き出してしまいました。
その様子を見ていた長男の2歳児クラスの子達も、不安になってきたのか泣き出して後ろにいるお母さんやお父さんを呼び出す子もいました。
長男も案の定、皆につられて泣き出してしまい後ろを見ています。
(こっち来るなよー…)という思いも砕かれ、席を立って後ろに来ようとしています。

長男の通う保育園は子供達にもそこまで厳しくなく、子供の気持ちを第一に尊重してくれる保育園です。
席を立って保護者のところに行く子供達を「よしよし行っておいで」と誘導してくれる保育士さんもいました。
(それはさすがに乳児組と年少組だけですけど)
(あぁ、やっぱりまだまだ母親が恋しいもんね)なんて思いながら長男を待っていると、目線はあきらかに私じゃない。
「ゆぅ、こっちよ!」と言っても全然見ません。
「とうとーー」と号泣しながら、主人のところへ駆けて行きました。

その様子に隣にいたママ友も苦笑い。
「ゆうくん、お父さん子なのね」って、はいそうなんです。
長男は小さい時から主人がかなり協力的なイクメンだったせいか、毎日「とうと、とうと」と主人を追いかけまわしています。
育児に協力的な主人に感謝していますが、こんな時はやはりちょっぴり寂しいのが母心です。

進級式・入園式が終わると、子供達は部屋でおやつを食べます。
その間に保護者会がホールで行われるのですが、その時も長男は泣きながら主人にしがみついています(笑)
主人は次男をおんぶして長男を抱っこというスタイルのまま部屋に行きました。

おやつを食べてご機嫌になった長男はようやく笑顔も見られ、友達と積み木をしたりままごとをしたりと遊んでいました。
去年は泣きながら抱っこから降りようとせず、この先の保育園生活大丈夫かと心配でしたが、そんな心配をよそにたくさんの友達ができて、たまに喧嘩をしつつも仲良く遊んだり泥んこになって服を汚すようになった長男を見て1年でたくさんの成長を感じることが出来ました。

「赤ちゃん、いいこいいこするの」と今まで自分がいた赤ちゃんクラスの子供達を見ながらそう言う長男を見ていると、どんどん成長していく長男をうれしくも少し寂しくも感じた1日でした。
明日から、お兄ちゃんクラスの長男に期待を込め桜の木の下で記念写真を撮りました。